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杉原紙と須磨張り子 桃の節句のお飾り pop-up shop

暖冬だと言われていましたが
突然大寒波がやってきて
「冬バテ」なども流行っているそうです
皆さまお気をつけください
寒い日が続きますが
神戸国際会館SOL店では
2月5日から春に向けて「桃の節句」
にちなんだイベントを開催します

【杉原紙と須磨張り子 桃の節句のお飾り pop-up shop】
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開催期間:2月5日(金) ~3月3日(木)
場  所:じばさんele神戸国際会館SOL店

和紙の特性を生かした伝統工芸の一つ張り子。
吉岡武徳氏により須磨でつくられる、
「須磨張り子」と
兵庫県の重要無形文化財・伝統的工芸品に
指定されている
多可町の「杉原紙」よる桃の節句にちなんだ
可愛らしいひな人形のお飾りpop-up shopを開催します


こちらは「杉原紙」で作られたお雛さま
一つ一つ手作りされた
小さなかわいらしいお雛さまです
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現在、杉原紙の原料『楮(こうぞ)』の川さらしが
行われているという事で
多可町の『杉原紙研究所』へ訪問しました

週末の大寒波もあり、こちらは雪景色
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『杉原紙研究所』では
杉原紙ができるまでの工程を見学することができるのです

蒸したこうぞを熱いうちに皮を剥いで
1本1本黒皮の外皮を包丁で削り取って
白皮にする作業
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こうぞを杉原川にさらし、たたいているところ
冷たくきれいな水にさらすことで白さが増し
水が冷たいほど白く美しい和紙に仕上がるそうです
毎年この寒い時期1月末~3月上旬まで行われています
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良質の紙を作るために
こちらも1本1本小さなきずも切り除き
美しい繊維だけにしていきます
見ているだけでも気の遠くなるような作業です。。
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紙漉きの作業をされています
水を張った漉舟に紙料と
トロロアオイの根からとったのりを入れ
よくかき混ぜます
紙は簀桁(すけた)を揺らしながら1枚1枚漉いていき
漉き終わると、簀を桁からはずし
湿紙を紙床に積み重ねて いきます
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まだまだご紹介しきれていませんが
たくさんの工程を経て杉原紙はできあがります

杉原紙は、兵庫県の重要無形文化財・伝統的工芸品
に指定されている1300年の歴史と伝統を持つ和紙です

兵庫県のほぼ中央に位置する
多可町加美区の北部
杉原谷にある『杉原紙研究所』で作られています


次回は告知画像にも使用している
『須磨張り子』をご紹介



イベントについての
お問い合わせは下記まで
お電話もしくは直接店頭にてお願いします。
〒651-0087 神戸市中央区御幸通8-1-6
神戸国際会館SOL(ソル) B2階
TEL:078-855-2399 / 営業時間 10:00-20:00

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